「8ピンICで作る SDオーディオ・プレーヤ」を追実験してみた

～あらまし～
こないだ東京逝ったときにATTINY85-20PUがそこそこ安くなってるのに気がついたのでchanさんのwaveプレイヤー（モノラル版）を再現してみた。
ついでなのでchanさんのところでは言及されていないISP mkIIで書込みを行う際の設定項目等を解説する。

～ハードウェア～
chanさんのプレイヤーはマイクロSDカードを使ってるのに対して、僕は通常サイズのSDカードを使用する。毎度おなじみ秋月のSDカードモジュールの出番。この製品はモジュール化された際に10kのプルアップ抵抗が組み込まれてるので、そこも念頭に置くとこんな感じの回路図になる。詳しくは秋月で配布されているデータシート参照。


実験した回路図

～ソフトウェア～
1.chanさんのところからファームウェアをダウンロードし、「sd8p_mo.hex」ファイルをエディタで開く。
2.該当箇所を削除する。具体的には左図で記されてる2行を削除して右図のようにする。


3.通常通りにISPケーブルを接続し、ヒューズビットのhigh、low、extをchanさんの指定通りに上書きする。修正した「sd8p_mo.hex」をフラッシュに書き込む。


～実験結果～
けっこうブチブチする感じだけどsdカードのwavファイルの再生を確認。sdカードの読込に電力をとられるのでエネループ等で駆動しようとすると電池がたくさんいるｗｗｗ
元の資料を見るところ、アルカリ電池2本で3V駆動もできる模様。




～参考～
8ピンICで作る SDオーディオ・プレーヤ（http://elm-chan.org/works/sd8p/report_j.html）